ドライイーストとホームベーカリーでパンを焼いたら、とっても美味しくできたから、次は自家製天然酵母にチャレンジしたい!という方に向けて、本記事では初心者は何からチャレンジしたら良いのか。初心者が失敗しない自家製天然酵母をご紹介します。
自家製酵母を作ってみたけど、失敗してしまったの。
はじめは失敗が続くこともありますよね。
そんな人のために、
初心者におすすめの自家製天然酵母を3つご紹介します!
自家製酵母にチャレンジしたけどうまくできなかった!
次は確実に酵母を起こしたい!
暖かい季節にぜひチャレンジしてくださいね。
初心者におすすめ!自家製天然酵母3つをご紹介
ヨーグルト酵母
おすすめの自家製酵母は「ヨーグルト酵母」!
ヨーグルトで作る酵母は発酵力の強さが特徴です。発酵力が弱いと、酵母作りからうまくいかず、酵母として使えるのか?使えないのかすらわかりません。
発酵力が弱い酵母を使ってパン作りをすると、パン作りが進まない原因になってしまいます。レシピ本通りにできないのは、発酵力が弱いからです。発酵力の強い酵母を使い、レシピ本通りに進められたら、自信がつきパン作りが楽しくなるでしょう。
ヨーグルトと聞くと、酸味が気になる方も多いのではないでしょうか。自家製酵母で焼いたパンの特徴として、酸味が気になる方もいるでしょう。ヨーグルト酵母で作るパンは、こくが出ますが、ヨーグルトの酸味が直接パンの味に影響をすることはありません。くせのないパンが焼け、いろいろなパンに使いやすい酵母と言えるでしょう。
スーパーでよく目にする200円ほどで買える「プレーンヨーグルト」が利用でき、気軽に作れるところもうれしいポイントです!
果物などを使って作る酵母は、果物を除いた液体部分(酵母液)だけを濾して使うため、果物のカス(芯や皮)が残ってしまいますが、ヨーグルト酵母は、完成した酵母の全てを小麦粉に混ぜ込んで使用できるので、果物の搾りかすを捨てる手間もなく、捨てる部分はなく全てを使えるから、ゴミが出ないことも特徴です。
初心者の頃の経験談になりますが、何度も失敗を繰り返し、半べそかきながら酵母作りをしていました。そんな時、ヨーグルト酵母を知り作ってみたところ、失敗が嘘のように発酵が進み、レシピ本と同じようにパン作りが進んだことをよく覚えています。
自家製の天然酵母がうまくできないと悩んでいる方には、ヨーグルト酵母に挑戦することを強くおすすめします。
グリーンレーズン酵母
続いてグリーンレーズンはレーズンの中でも発酵力が強いレーズンです。あたたかい季節なら、2から3日もあれば簡単に発泡します。色もさわやかで見た目も綺麗です。(ただし、グリーンレーズンは、中国製が多いので気になる人は控えてください)
酵母作りにおいて、早くから発砲すると発酵力が強く、新鮮で香りが良いうちに、直接酵母液をパン生地に混ぜて作るストレート法という作り方でのパン作りもおすすめです。ストレート法はグリーンレーズンの爽やかな香りのパンが焼けるでしょう。
りんご酵母
秋から冬に作るなら
『りんご』🍎がおすすめです!
グリーンレーズンと同じくらいの発酵力の強い酵母が期待できます!
ヨーグルト、グリーンレーズンで自家製の天然酵母が作れるようになれば、りんご・いちご・レモンなど、さまざまな素材を使い、失敗なく作れるようになります。
冬は低農薬のりんごを使い、りんご酵母を作ってみてはいかがでしょうか。りんごは手に入りやすく、香りも良く比較的発酵力もあり、作り過ぎてもフレッシュな酵母は炭酸ジュースのような美味しさです。多めに作って、直接酵母液をパン生地に混ぜて作るストレート法を試してみるのも良いでしょう。焼き上がったパンはほんのり、りんごの香りが漂います。
わたしが自家製天然酵母がうまくできるようなるきっかけ本
おうちでのーんびりたのしむ「自家製酵母パン」の本
実際に私が自家製酵母をうまく作れなくて悩んでいた時に買った本です。この本でヨーグルト酵母を知り、すぐにチャレンジして成功しました。パン作りを始めたら作りたくなるようなパンのレシピが掲載されていて、丁寧に解説されています。この本をきっかけに色々なパンが焼けるようになったので個人的におすすめです!
「自家製酵母」のパン教室
たくさんのメディアで大活躍されている高橋雅子さんの本
私が初めて購入した自家製酵母の本です。こんな風にパンが焼けるようになりたい!と強くイメージして買いました。
「自家製酵母」のパン教室―こんなに簡単だったんだ!マイペースで楽しく続けられる
失敗しない自家製酵母
失敗しない自家製酵母なんてないかもしれませんが、
失敗しない自家製酵母=初心者におすすめする自家製酵母です!
おすすめの酵母は、ヨーグルト酵母を1番にあげていますが、グリーンレーズン酵母とヨーグルト酵母の差はほとんどありません。
作りやすい、使いやすい、自分の得意な酵母を『一番酵母』として
冷蔵庫に少しでも良いので残しておきましょう。
まずは、作って成功してみて、感覚をつかめれば失敗はなくなります。目に見えない微生物の世界はよくわかりませんが、一度成功さえすれば、次からは失敗も減ります。めげずにチャレンジしてください。
私が10年以上愛用する定番の酵母「酒粕酵母」の記事をご紹介します。ヨーグルト酵母に少し似ており、作り方や使い方が同じですが、ヨーグルトと酒粕では風味が違います。
別ブログにて記録として残してあるものをご紹介します。よかったらご参考にしてください。
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